終活アプリ
人生の終わりに向け準備することを、終活といいます。
最近になりこの終活が話題となってきており、それは高齢化社会が関係しています。
還暦を過ぎると、認知症などで自分の意志をはっきり正常に保つ事が出来なくなるような人も増えてきています。
そのために、自分の身が健康な間に、後生のために、財産をどうするかなど決めておく終活を行うのです。
終活というと、ノートを使い行うことも出来ますが、アプリも登場しており、便利になっています。
・100年ノート
自分や近しい人のこと、お金のこと、病気になったときのことなど、いくつもの項目について入力します。
それぞれについてどのようにするか決めて記入していき、時間のあるときに少しずつ記入すれば、やがて完成です。
文章での記録のみならず、写真や画像、音声での記録も残すことができ、情報を閲覧する人を家族のみにするなど設定も可能です。
終活アプリは高齢者が使うことが多いですが、アプリは難しいと考えるかもしれません。
しかし、わかりやすい画面表示となっているので、誰でも簡単に使えます。
・エターナルメッセージ
動画や写真での記録保存に特化しており、動画2つと、写真を保存することが出来ます。
動画は死後に遺族へのメッセージとなり、写真は生前の様子を伝える情報となります。
記録した動画や写真の登録はアプリからとなりますが、パソコンから閲覧することも可能です。
文章として情報を残ることも可能です。
アプリは記録しやすい
終活は、ノートなどを使い行うことも出来ます。
もしかしたら、スマートフォンに慣れていない方は、ノートなど紙の媒体の方が使いやすいかもしれません。
しかし、それでもアプリを使った方がメリットは多いです。
紙の媒体だと経年劣化し、時間と共に記録情報が見にくくなりますが、アプリに動画や写真を保存すれば、劣化することはありません。
スマートフォンにはカメラもついているので、そのまま記録できます。
アプリのサーバに記録は残るので、スマートフォンを紛失しても、記録が無くなることはありません。
さらには、動画や写真を他の媒体で保存しようというと、DVDやアルバムなど、いくつかの媒体が必要であり、保管して整理するのも大変です。
生前整理
終活アプリと一緒に、さらにもう一歩進んで行えるのが、生前整理です。
あなたが生きている間に、身の回りの事を整理する事であり、必要な物を残し、不要な物は処分します。
整理することで、あなたが亡くなった後は、遺族も遺品を整理しやすくなります。
また、不要な物を処分することで、最期は必要な物だけに囲まれて、迎えることが出来ます。
終活と一緒に生前整理も行うと、最期を気持ちよく迎えられるでしょう。